フォト俳句
                                                    







 
 五月闇
つくりわらいの
映る窓

五月闇
つくりわらいを
写す窓

さてさて、
物語は二通り!








写真は 足成さんより 
 手櫛してイチゴ頬張りバス停へ



バス停と見ると、
朝の忙しい時間帯を思い、
学生や新入社員を思う。

よく見ると、朝の時間帯は一本。
逃したら、もう遅刻。

なにがなんでも
乗るのだ
それが、この一句に。

   

女郎蜘蛛ひかりをつむぐ軒の下



梅雨が明けたという言葉だけで、
安心して出かけた先で雨に遭う。
戻り梅雨なのか、にわか雨なのか。
雨宿りして見上げた先には・・・・・。












     

紫陽花や路ゆきちがう傘かしげ



梅雨明けが待たれますね
と挨拶を交わしながら、
実は、この時期が意外に好きと思っている私。

雨には匂いがあること。
紫陽花が、色を変えながら時を過ごしていること、
傘の色のあまたなること、
傘をさすしぐさに思いがあらわれること、

そんなこんなを思うと、
なかなか良い季節なのです。

そのなかでも、
細い路地を行き違う人が、
相手を思いやり、傘を少しかしげて
お先にどうぞ
みたいなことを
「傘かしげ」
と言う。
江戸しぐさに分類される風情あるものだけれど、
そんな思いやりが
心をほっこりさせる。



写真は「写真素材足成」様からお借りしました。 



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